出雲湯村温泉の漆仁川周辺の見どころ
出雲湯村温泉 川辺の露天風呂
川辺の露天風呂〔斐伊川と共に〕
斐伊川と露天風呂の水位はほぼおなじです。
大雨や斐伊川上流域のダム放水など、斐伊川の水位が上がる時は露天風呂が水没します。
再び斐伊川の水位が通常に戻ると露天風呂は姿をみせます。
まさに、この露天風呂は斐伊川と共に生きているのです。
川辺の露天風呂〔湧き出る温泉〕
出雲湯村温泉周辺の川辺にある露天風呂は外からお湯を入れているのではありません。川底から温泉が湧いているのです。
水面の泡と輪は川底から温泉水が湧き出ているところです。この現象が四六時中続いているのです。
夜の入浴は懐中電灯など照明器具があれば足元などを見る時に便利です。
天が淵
天が淵公園の全景
ここは出雲湯村温泉から国道314号線を木次、出雲方面に向かい約2kmの所にある『天が淵公園』です。写真の下側に流れている川が一級河川の斐伊川です。(出雲国風土記では漆仁川と記)
ここも古代出雲神話伝説とかかわりのある場所です。
神話伝説の舞台 天が淵〔1〕
天が淵の看板にあるヤマタノオロチは”八つの頭と八つの尾をもつ大蛇”の事です。
スサノオとヤマタノオロチは「日本書紀(720年成立)」、「古事記(712年には存在)」に登場しています。
出雲神話伝説の舞台 天が淵〔2〕
天が淵公園の入り口は国道314号線沿いにあり、車は数台の駐車が可能です。
地元の『湯村子ども会青年部』が美化活動をしています。
また、地元の若者会『湯和会』の活動も盛んです。
天が淵とふじの花
春の天が淵です。国道314号線沿いの天が淵公園入り口から斐伊川まですぐ。
ここが”天が淵(あまがふち)”です。
天が淵公園展望台より
秋、夕暮れ前の天が淵です。
国道314号線沿いの展望台付近から眺めたました。
古より伝えられている八俣大蛇(ヤマタノオロチ)伝説。
ここはヤマタノオロチが住んでいたとされる所です。
温泉神社
斐伊川(漆仁川)と漆仁の風景
漆仁の風景〔街並み〕
斐伊川と山に囲まれた自然豊かな所です。
この先に2010年の4月にオープンしたレストラン”オーベルジュ雲南”と湯元”湯乃上館、斐伊川の川辺にある”露天風呂”があり、 斐伊川を挟んで国民宿舎清嵐荘があります。
⇒アクセス
漆仁の風景〔漆仁橋〕
斐伊川と漆仁橋(しつにばし)の風景です。
出雲国風土記には斐伊川(湯村温泉付近)を漆仁川(しつに川)と記してあります。
1300年前の風土記に記されている漆仁(しつに)の地名は橋の名前と地元自治会名に今も引き継がれています。
漆仁の風景〔紅葉〕
出雲湯村温泉、漆仁地区の紅葉です。
写真右側の道は旧国道314号線で、一昔この道筋の先に出雲国風土記に記載されている漆仁神社がありました。現在、漆仁神社は温泉神社に合わせ祀(まつ)られています。
写真左の川が漆仁川(現在の斐伊川)です。
漆仁の風景〔夕暮れ〕
夕暮れ時の漆仁地区です。
宿泊のお客様は入浴後の夕涼みにお散歩をされ方々がいらっしゃいます。静かな田舎です。
レストランオーベルジュ雲南は夕食の際に予約が必要な場合がありますので事前のご確認をお勧めします。
川辺の露天風呂〔全景〕
斐伊川上流域、出雲湯村温泉にある川辺の露天風呂です。
露天風呂と斐伊川の境は石で囲いがしてあります。
観光シーズンには多数のお客様でにぎわいます。
まさに自然と触れ合うくつろぎの空間。